GIRL’s TALK
ニッシン女子座談会
ニッシン理系女子による、ぶっちゃけガールズトークをお届けします。
ニッシン女子が気になるアレとは?
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舌古
Zekko
システム装置事業部 プロセス開発課
2014年入社 -
下山
Shimoyama
システム装置事業部 プロセス開発課
2017年入社 -
服部
Hattori
技術部 技術1課
2016年入社 -
具志堅
Gushiken
技術部 技術2課
2014年入社
Q.学生時代に理系に進もうと思った理由を教えてください。
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服部:
私の場合は、もともと数学や理科が好きだったというのが大きいです。中学生の時は、教科書というよりも、絵とか写真がたくさん載っている理科の資料集ばかり見ていた記憶があります。プラス、宇宙の写真もですが(笑)。
その流れで、普通に数学や物理が勉強したいなという気持ちになって、中学生の時には、もう理系に進みたいなという気持ちはありました。 -
下山:
私も似ているかも?小さい時、家の近くの科学館によく連れて行ってもらって、コリオリ力とかプラズマボールに興味津々でした。服部さんと同じで、資料集大好き派ですね。それで自然と理系を選択しました。
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舌古:
私は、中学校まで特別得意な教科もなく、方向性も迷っていた時、たまたまテレビで「物理は未来を予想できる魔法のような学問」といっているのを聞いて、物理に興味が傾きました(笑)。先人たちの知識を使えば、今から起こることが全部説明できるってすごい!と思って、物理を学ぼうと決めました。
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具志堅:
昔から物事の仕組みや原理が気になる質だったので、理系に進んだ方がいいかなと思っていました。あと、家から高専が近かったこともあって、オープンキャンパスに行ったら面白くて!じゃあ理系に行こうかなという単純な理由です(笑)。
Q.大学で学んだこと、研究テーマについて教えてください。
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下山:
大学では、有機素材を使った太陽電池の研究していました。太陽電池というと、皆さん黒くて硬いパネルを想像すると思いますが、私が研究していたのは、赤・青・緑などのカラフルな色で、しかも曲げることのできる使いやすい素材のものです。
そのタイプの太陽電池は、光を電力に変える効率が低いので、なかなか普及しない。だから、効率を良くしたり、誰でも作ることができるように、プリンターで作る方法を研究したりしていました。こういう素材の太陽電池がもっと普及すれば、デザイン性も使い勝手も、製造効率も上がりますからね。ちなみに、私の一番のオススメは紫です! -
具志堅:
へぇーそうなんだ。私の場合は、高専と大学院では研究テーマが違って、高専では電気系フィルターを作る研究、大学院ではタンパク質の研究で、大腸菌を増やして取り出すとか、ちょっと生物よりの研究をしていました。そしてニッシンに入社して、また電気系に戻った感じ(笑)。
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舌古:
超伝導体って分かりますか?電流を流しても抵抗値がゼロになるという夢のような物質ですが、実は、超伝導体ができるメカニズムが良く分かっていなくて、超伝導という現象は高圧環境下や超低温環境下というかなり特殊な環境でしか発見されていないんです。人間が暮らす環境で、それに近いものを作りたいということで、超伝導体の働きに大きな関わりのある電子の状態を調べたりしていましたね。
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服部:
私は、大学の時は宇宙系の研究室にいて、金星の大気の風の速さを調べていました。金星には、秒速100メートル以上の風が吹いているんですけど、それを電波望遠鏡で観測して、データ解析したりしていました。
Q.ニッシンに入社した理由を教えてください。
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舌古:
私は、ニッシンでこの研究がしたいとか、この部署に入りたいと強く思っていたわけではないんです。ニッシンは社員数がそこまで多くないこともあって、どのような仕事をやっているのか、会社の仕事の全容が分かりやすかったのが良かった。色々な部署を働きながら見ていったら、そのうち自分にぴったりの部署が見つかるんじゃないかな?と思って、ニッシンに決めました。
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下山:
私も少し似ているかもしれないけど、会社全体が見渡せる中小企業で、自分の仕事の裁量を自分で決めることができて、研究開発ができる会社。それが、ニッシンだった。
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服部:
私は人を見て決めましたね。いろんな会社の説明会に参加しましたが、ニッシンが一番馴染めそうかなと感じました。社員の皆さんの雰囲気が本当に良かったので。
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具志堅:
私も似ていますが、まずは、モノづくりがしたかったこと。あとは、一緒に働く人は重要だと思っていたので、採用チームの雰囲気がすごく良かったニッシンで頑張ってみようと思いました。
Q.仕事のやりがいを感じる瞬間は、どんな時ですか?
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具志堅:
私が一番仕事のやりがいを感じるのは、自分の設計した製品が、実際に出来上がったのを見たときですね。もちろん、すべて自分の設計通りにいくわけではなくて、組み立てを行っている最中もいろいろと手直ししていただくことはありますが、実際に商品が出来上がると、そんな苦労も吹っ飛んで「よっしゃー!」という気分になりますね(笑)。
さらに、それが社会で使われているのを見ることができると、エンジニア冥利に尽きるというか、一番やりがいを感じる時ですね。 -
服部:
私は機構設計を担当していますが、設計図面がOKになると、次に加工図や板金図を描いていきます。その加工図や板金図を描く指示が出た時が、すごくうれしい。一つのプロセスをやりきった!と感じますね。
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下山:
私はプロセス開発課なので、お客様の要望をニッシンの装置で実現するために、さまざまな試験をするのが仕事です。正直、入社してまだ1年ちょっとということもありますが、日々、自分の仕事を反省しながら少しずつ前に進んでいるという段階で、やりがいを感じるところまでたどり着いていないです。数年後に今を振り返って、実はあの時、頑張っていたなって思いたいですね。
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舌古:
私も下山さんと同じプロセス開発課なので、仕事に明確なゴールが無いんです。しかも、サンプルも時間も限りがあるので、お客様の負担が最小限で済むように、いかに効率良く、お客様の要望を満たす道筋を立てられるか。そこに一番熱をかけて、日々取り組んでいます。
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下山:
ゴールがないし、自分の考えが違っている時もあるからね…。
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舌古:
そうだね。実際無理な時もあるんですが、ニッシンのすべてをかけて実現できないなら、それは諦めもつく。でも、自分が担当したせいで実現しなかった、ということにならないように、日々頑張っているところです。
Q.職場の雰囲気を教えてください。
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舌古:
私と下山さんは横浜、具志堅さんと服部さんは本社で所属が違うので、横浜のシステム装置事業部VS本社技術部という形でお話しましょうか?
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具志堅:
本社技術部は、仕事中は黙々と集中して作業をしている感じです。
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服部:
めちゃくちゃ静かな時もありますよね。
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具志堅:
でも、所々で質問している声は聞こえますけどね。
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服部:
どこかで人が喋りだしたら、周辺に伝染して、やたら賑やかな時もありますよね。
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具志堅:
静かな時は静か。賑やかな時は賑やか(笑)。
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舌古:
横浜には人が少ないこともありますが、基本は誰かがしゃべっている感じかな。お客さんと実験の内容を相談していたり、社内で実験の相談をしていたり…。
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具志堅:
シーンとすることはない?
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舌古、下山:
無い(笑)。
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具志堅:
そうか、部署によって、全然雰囲気も違うんですね。
Q.最後にニッシンを志望する学生へのメッセージをお願いします。
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具志堅:
このホームページで、ニッシンという会社を少し理解していただけたでしょうか?自分の好きなものを持っている学生さんは、是非、ニッシンを受けていただきたいと思います。
面接で「自分はこういう理由で、これがこんなに好き!」という熱い理由を語っていただきたいです。ニッシンは、技術よりもそういう情熱やこだわりを重視している会社なので、誰よりも好きなものがある、こんな強みがあるということを語ることができる人は、ぜひ採用面接受けていただきたいと思います。 -
服部:
ニッシンを志望してくださる学生さんは、学んでいることは人それぞれだと思いますが、自分の専門分野と同じ仕事でなくても、ニッシンの製品とか技術に少しでも興味をもっていただけたら、ぜひともチャレンジしていただきたいと思います。
まずは、説明会に参加していただければ、ニッシンのさまざまな部署の人に話を聞くこともできますし、自慢の製品も紹介します!是非ともご参加、よろしくお願いします。 -
下山:
ニッシンは、自分がやりたいことをやらせてくれる会社です。私も今、とても楽しく仕事ができています。ただ、その一方で、自分には一体何ができるのか?ということも、日々悩んでいます。その答えはずっと出ないままかもしれませんが、一緒に悩みを共有できる仲間がいれば、うれしいなと思います。
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舌古:
私自身もそうでしたが、実際に訪問したり人に会わないと、会社の実像は見えてこないものだと思います。今日は女子社員だけでお話をしましたが、説明会には男性社員もいますし、年齢も職種もいろいろな社員がいます。ぜひ一度ニッシンの説明会に足を運んでもらって、ニッシンの人に触れ、製品を見て、何かを感じていただき、選考に進んでもらえたらうれしいなと思っています。
ニッシンの仲間になるかもしれない皆さんのご応募、心からお待ちしております!