マイクロ波技術者がお客様に合った開発方針をご提案します。

ニッシンのマイクロ波加熱ソリューション
専用のマイクロ波加熱装置やマイクロ波加熱システムの受託開発を承っています。
マイクロ波加熱を導入したい、試してみたい、検討したいなどございましたらお気軽にお問合せください。
マイクロ波加熱ではワークの形状(繊維、フィルム、樹脂、粉、液体)、ワークの物性(比誘電率、誘電正接、透磁率、導電率)、処理方式(バッチ式、連続式、フロー式)、処理量や加熱プロファイルなどによって最適な加熱炉の形状が変わってきます。そのため、多くの場合、専用の加熱炉を搭載した専用のマイクロ波加熱装置が必要になります。
ニッシンがこれまで培ってきた確かなマイクロ波技術・高周波技術で材料特性(比誘電率と誘電正接)の計測、加熱データ(入射電力、反射電力、各種温度など)の分析、電磁界シミュレーションでの解析を行い、専用の加熱炉を開発する手法を電気理論的アプローチと呼んでいます。
お客様ニーズに合うように自社製マイクロ波機器の中からマグネトロン発振器、マイクロ波電源、方向性結合器、導波管などを選定します。また、専用の加熱炉では、マイクロ波を攪拌するスターラーや、液体・粉末ワークの攪拌機、ワークを回転させる回転台など特殊なマイクロ波機器が必要なりますが、それらについても最適なものを開発します。
ニッシンでは安全設計に力を入れています。お客様の安全規格はもちろんのこと、総務省の定める電波防護指針にも十分に満足するマイクロ波加熱装置をご提供します。様々なマイクロ波漏洩対策が必要になりますが、長年培った専門知識とノウハウで高い安全性を実現します。
マイクロ波加熱は、乾燥、合成、焼結、焼成、還元、分解などの用途に用いられており、様々なお客様ニーズがあります。