プラズマとは、気体を構成する分子が外部エネルギーにより、電離、解離または励起といった高いエネルギー状態になった群のことを言います。
この高いエネルギーを利用し、産業分野では光、熱、化学反応などに広く応用されています。

ニッシンのプラズマ応用ソリューション
ニッシンでは、プラズマ表面処理装置の開発・製造だけでなく、プラズマプロセスについてもご提案いたします。ニッシンで確立しているアプリケーションはもちろんのこと、お客様の製造現場のニーズに合わせた最適化や、本技術を応用展開した新たな用途など、様々な検討を承っております。
『プラズマを使ってこんな表面処理はできない?』というお声をお待ちしています。
強力な酸素プラズマによる燃焼反応により、有機物に対して分解・除去を行う処理です。
材料表面にフッ素系のプラズマにてフッ素コートを行い、撥水化させる処理です。
金属-樹脂間などの異種材料間、または撥水材料や難接着材料表面など、接着が困難な界面に対して、表面改質により密着強度を向上させます。
印刷した金属ナノ粒子インクをプラズマで焼結させて配線形成する技術です。
酸化した金属表面に水素プラズマを照射することで、表面の酸化物、錆を落とす処理です。
樹脂、金属、ガラスといった様々な材料表面に対し酸素プラズマなどを用いて、水との親和性を向上させます。
ニッシンのプラズマ技術はリジッド基板、フレキシブル基板、インターポーザ基板などの製造において、様々な工程でご使用いただいております。
これまでニッシンは、様々な分野から、様々な材料へのプラズマ処理依頼を承っております。
その経験を活かし、お客様の希望するプラズマ処理を、お客様とご相談しながら実現します。